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シカゴ在住
なっちゃんの最新ポテト事情

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アメリカ南西部のイリノイ州最大、世界有数の都市、シカゴ。高級レストランからカジュアルファストフードに至るまで独特の発展を遂げている都市で、スタッフドピザやサンデー発祥の地、最大手のファストフードチェーンの1号店が誕生した場所としても知られています。当コーナーでは、シカゴ在住の筆者が現地の人気店をレポート、日本人の2倍以上のポテトを食べているアメリカ人のポテト事情をリアルにお伝えします。

朝からポテト!
ブランチ&ブレックファースト

アメリカで人気のブランチはこれ!

 日本でアメリカンブレックファーストが流行って久しい。パンケーキ、フレンチトースト、エッグベネディクトなどを中心に専門店が次々と登場、カフェやファミリーレストランのメニューを賑わせたことを覚えている方も多いだろう。2014年頃からしばらくの間、TVのグルメ番組にも頻繁に登場し、日本でも定着した感のある「アメリカンブレックファースト」だが、さて、このところの本場事情はどうなっているだろうか。
 実は今、アメリカではメニューのトレンドが変わりつつある。2016年に1,600人のシェフを対象に行われた調査*によると、1位はメキシカンやアジアの香辛料、食材、メニューを反映したメニューだそうだ。また、サンデー・ブランチとしてブッフェタイプも人気が高い。ミモザやブラディ・メアリーなどロングスタイルのカクテ片手にシーフードやオーダーメイドのオムレツなどを楽しむ。
 とは言え、トレンドが変わってもサイドディッシュの主役はやっぱりポテト!ということで、話題店のメニューをポテトにフォーカスしながら紹介しよう。

*What’s Hot 2016 Culinary Forecast


Cozy Cornerのメキシカンオムツ

サイドの王様はハッシュポテト


Yolk.のパンケーキコンボ

WILDBERRYのコンビーフハッシュエッグベネディクト
 ポテト料理で最も多くみられるのがハッシュポテトだ。家庭スタイルの朝食を提供する老舗レストランとして親しまれるCozy Cornerでは、具材たっぷりのメキシカンオムレツでトレンドをしっかり抑えながら、ハッシュドポテトを組み合わせている。食べ応えもあるとお客様の評判も上々だ。
 シカゴのダウンタウンの店舗から始まって、今やインディアナ州やテキサス州にも進出しているYolk.では、ポテトたっぷりでカリカリに焼き上げたポテトパンケーキが人気だ。
 また、イリノイ州内に3店舗展開するWILDBERRY、観光客が必ず立ち寄るというシカゴにある店舗では、エッグベネディクトやメキシカンスキレットにコンビーフハッシュやハッシュポテトが添えられている。アメリカのグルメ情報サイトYelpでは3,000近いコメントが寄せられているが、そのうち300がハッシュブラウンについて。サイドディッシュながらレビューでもっともコメントが多いというのも消費者の興味の高さがうかがえる。

オリジナルポテトフライで人気獲得

 もちろん、ポテトメニューはハッシュ系だけではない。シカゴに住むミレニアルズに人気のエリアにあるFeastではオリジナルフライドポテトがエッグマフィンやクロワッサンサンドとともに提供されている。オーブンでホクホクに焼き上げたレッドスキンポテトを手でざっくりと割って油で揚げたFeastポテト。塩とタイムのシンプルな味付けでポテト本来の甘味を引き立てている。筆者も試してみたが、まさにシカゴ発の絶品メニュー。このポテト目当てで訪れるお客様も多いというのもうなずける。
 朝や昼、美味しく楽しくたっぷりの料理を食べるアメリカンブレックファースト。メキシカンであれ、ヨーロピアン系であれ、やはりポテトは欠かせない食材だ。


FeastクロワッサンサンドイッチとFeastポテト

なっちゃんのプロフィール

日配やオンライン通販など食品カテゴリーの営業を経て、業務用食品の営業、マーケティングを経験。現在はフリーランサーとしてアメリカフードサービス業界の情報を発信している。

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