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シカゴ在住
なっちゃんの最新ポテト事情

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アメリカ南西部のイリノイ州最大、世界有数の都市、シカゴ。高級レストランからカジュアルファストフードに至るまで独特の発展を遂げている都市で、スタッフドピザやサンデー発祥の地、最大手のファストフードチェーンの1号店が誕生した場所としても知られています。当コーナーでは、シカゴ在住の筆者が現地の人気店をレポート、日本人の2倍以上のポテトを食べているアメリカ人のポテト事情をリアルにお伝えします。

フードトラックで大ブレーク
ローディッド・フライ

フードトラック+ローディッド・フライ=?

 今、全米でたいへん盛り上っているのがフードトラックだ。日本ではランチワゴン屋台のほうが馴染み深いかもしれないが、要はトラックの軽食屋である。以前はホットドッグやタコスなど「お手軽ファストフード」がメインだったが、最近ではグルメ版フードトラックも次々と登場。かつてはランチと言えばビジネス街のパワーランチだったアメリカだが、今や自然体でカジュアルに楽しむフードトラックが一大ブームを巻き起こしている。
 一方、ポテトでアメリカンフードと言えば今やローディッド・フライが鉄板メニューのひとつとなっている。ポテトを山盛りにしてダイナミックに具材をトッピングするスタイルはアレンジが自在でオリジナル性が出しやすいと、今やファストフードからレストラン、ダイナーまで広く浸透している。最近では、アトランタ州のあるレストランで、日本のお好み焼きにちなんで「お好み焼きローディッド・フライ」を出したところ、週に200皿を売り上げる人気メニューになったというニュースが地元の生活情報サイトで紹介された。このローディッド・フライ人気に目を付けたフードトラックも各地で出現し始めている様子。

フィリーチーズステーキフライ

ポテト専門トラックがシカゴに出現


Bruges Brothersの二人

(左下から時計回りに)パパスブラバス、クロックマダム、カレーブレスト、ブレイズドオックステールプーティン
 ローディッド・フライのシカゴ一番手は2014年オープンのBruges Brothers。ヨーロッパ旅行中にベルギーフライのスタンドがあちこちにあるのを目撃、市民のソウルフードになっているのを知った兄弟が、シカゴで起業したフードトラック店だ。
 メニューの一部をご紹介すると…
◇パパスブラバス:チョリソー+グリーンペッパー+トマトソース
◇カレーブレスト:ソテーした玉ねぎ+ドイツスタイルのソーセージ+カレーソース
◇クロックマダム:半熟卵+アイオリソース
◇ブレイズドオックステールプーティン:オックステールグレービーソース+チェダーチーズ(一番人気!!)
 基本は低温と高温で二度揚げした本格派のベルギーフライと、アメリカのトラディショナルなオックステールグレービーソースの組み合わせ。ポテトをコーン型の紙容器に入れてソースやトッピング、「さすがアメリカ!」というボリューム感だ。

アレンジ自在のローディッド・フライ

 もちろんフードトラック以外でも、バラエティ豊かなアレンジが光るメニューが登場している。例えば、シカゴのダウンタウンにあるチリビアチーズバーガーなどの食べ物メニューも充実のジャーマンブリティッシュ系ビアパブの名店Monk’s Pubの「ローディッド・トッツ*」は、ビール風味のチーズソースやベーコンビッツ、ハラペーニョを掛けた逸品。また、ベトナム系アジア料理のBon Bon Sandwichesではカレーと甘酢に漬けたベトナム風の大根のピクルスをフライドポテトに掛けた「ビーフカリーフライ」を楽しめる。このように、外国の料理やや食材をシェフのアイデアひとつで盛り込めるのも、ローディッド・フライの魅力のひとつだろう。

*俵型の小さなハッシュドポテト

なっちゃんのプロフィール

日配やオンライン通販など食品カテゴリーの営業を経て、業務用食品の営業、マーケティングを経験。現在はフリーランサーとしてアメリカフードサービス業界の情報を発信している。


Monk’s Pub ローディッド・トッツ

BonBon Sandwiches ビーフカリーフライ

ローディッド・フライについて、レシピ等はこちら。

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