ポテトパフォーマンス

スポーツのプロが語るポテトの魅力

「体は食べた物から作られている」といわれていますが、日々の生活をアクティブに過ごすために、積極的に摂り入れたい食材があります。
それが、ポテト。ポテトには、パフォーマンスの向上につながる炭水化物、ビタミンCやカリウムといった栄養が多く含まれているからです。

ここ最近注目されている「スポーツ栄養」でも、アスリートに大事な栄養やその摂り方などが積極的に情報発信されています。
そこでポテトエアラインズでは、ポテト好きな元ラグビー日本代表の大畑大介氏と、公認スポーツ栄養士の橋本玲子氏に「ポテトとパフォーマンス」について語っていただきました。

大畑 大介

元ラグビー日本代表。小学校3年生からラグビーを始め、神戸製鋼のほか、オーストラリアやフランスのクラブでプレイ。日本代表キャプテンを務めるなど日本ラグビーの牽引者として、2度のワールドカップ出場を果たした。2011年に引退後も、ラグビーの普及や人材育成に携わり、2019年に日本で開催されるワールドカップのアンバサダーとしても精力的に活動中。2016年には、全世界では131人目、日本では史上2人目となる国際統括団体ワールドラグビーが定める「ラグビー殿堂」に選出された。

橋本 玲子

公認スポーツ栄養士。Jリーグ横浜F・マリノスや、トップリーグパナソニックワイルドナイツの栄養アドバイザー。トップアスリートから未来のアスリートを目指すジュニア世代とその保護者まで、幅広いターゲットに対し、より強く、より健康になるためのメニュー提案、栄養セミナー、栄養カウンセリングなどを行っている。

大畑さんは「ポテト好き第一人者」!?

大畑氏
ポテトは物心がついたときから大好きです(笑)。自宅に常備していますし、家では僕だけ多めにポテト料理を出してもらっています。
橋本氏
珍しいですよね。アスリートでポテト好きって。普段からよく食べられるのですか?
大畑氏
食べますよ。それに自分でもたまにポテト料理を作ります。料理といっても、そのまま焼いて塩コショウで食べたり、すりおろしてお好み焼きの生地に加えて、さらに千切りにして具としても入れたり。家族には「どれだけじゃがいも好きなの!?」って呆れられています(笑)。ちなみに橋本さんは、ポテトはお好きですか?
橋本氏
もちろん好きです。私はアメリカで生活していたこともあって、フライドポテトが大好きです。ファストフードに行ったときは、ハンバーガーの添え物とか喜んで食べますよ(笑)。
大畑氏
僕はもともと好きだったのですが、海外に出るようになってもっと好きになりました。ポテトはどこの国に行ってもあるのがまず一番。僕らラクビー選手は、十代の頃から「いろんな食材をバランスよく食べろ」って口うるさく言われるのですが、これがけっこうなストレスになるんです。ストレスを抱えたまま食事しても、逆に食は細くなってしまいます。オーストラリアのクラブでプレイしている時期(2001年~)に気づいたのですが、そのときに食べたいものを摂ることが大事で、僕の場合はポテトを好きなだけ食べようと。

橋本氏
私がびっくりしたのは、2002年のラグビー日本代表合宿です。ニュージーランドにある強化施設で、ビュッフェ形式の夕食時に代表選手の食事調査を行ったのですが、大畑さんのお皿にはマッシュポテトやポテトコロッケなど、ポテト料理がずらり。「僕は米よりポテトが好きだ」とおっしゃっていたのが印象的でした。今までたくさんのアスリートの食事を見てきましたが、大畑さんは間違いなくポテト好きの第一人者です(笑)。
大畑氏
ありがとうございます(笑)。でも、そうやって気持ちの切り替えができたら、ストレスはなくなって、パフォーマンスが安定して良くなったんです。

アスリートは食べるのもトレーニング

橋本氏
海外に行くと食事が摂れなくなる人はよくいますよね。運動選手は食べるのもトレーニングの一環です。まず、十分なエネルギー量を摂らないと動けませんから。
大畑氏
特にラクビーは協調性が重要視されるスポーツで、選手も内向きでナイーブなタイプが多いんです。僕のように自己主張する人は珍しかった。当時は海外遠征で痩せて帰ってくる選手もいましたね。
橋本氏
そんななかで、大畑さんはポテト料理をモリモリ食べていたんですね(笑)。さきほど「バランス」という言葉が出てきましたが、やはりアスリートの食事はバランスが大事です。ポテトはその点でも優れていて、エネルギー源としてだけでなく、海外ではビタミンCが豊富な「野菜」として認識されているほどです。ニュージーランドでの大畑さんの夕食も、肉やポテト、野菜、果物が揃っていてとてもバランスが良かったんです。トップアスリートが海外に行くのは当たり前の時代になりましたが、海外でも現地のものをしっかり食べられるようにするのは、最高のパフォーマンスを発揮するための大切な要素です。
大畑氏
やっぱり、ポテトですね(笑)。

大畑さんは「ポテト好き第一人者」!?

橋本氏
お肉とかは召し上がりました?
大畑氏
食べましたよ。でもどちらかというと、ポテトの方をよく食べました。
橋本氏
炭水化物を摂るとエネルギー源となって、トレーニングや試合で最高のパフォーマンスを発揮できるんですよね。
大畑氏
正直、栄養のことは全然考えずにポテトを食べていました(笑)。
橋本氏
でも、ちゃんと結果に表れているので。運動選手にとって最も効率の良いエネルギー源を摂ることができるのが炭水化物で、お米やパスタ、ポテトなどをできるだけ摂ることが大事なんです。
大畑氏
アスリートにとっては食べることもトレーニング。でも、疲れとかいろんなストレスがかかって、食べられない人も多いんです。ちゃんと対処しないとどんどん痩せていくし、痩せることでパフォーマンスが落ちるので大変ですよね。
橋本氏
大畑さんは最近まで大学の女子ラグビー部を指導されていたそうですが、未来のアスリートたちには食事に関してどのようなアドバイスをされていますか?
大畑氏
僕らが管理してガッチリと型にはめる必要はないと思うんですよね。ひとつ言えるのは「食べない」というのが良くないこと。たくさん食べることができて栄養をしっかり吸収できる、内臓の強いアスリートは強いですね。だから、若いうちにそんな体を作ってあげたい。僕は、効率よく栄養価の高いものを吸収するというよりも、食べる総量を増やしてそのなかから必要な栄養分を摂っていく方が良いと思っています。満足感とか、腹持ちの良さが大事だとも思います。
橋本氏
腹持ちの良さなら、ポテトですね(笑)。ポテトはビタミンやミネラルが多く、野菜としての働きもありますが、腹持ちの良い穀物としても重要な食品なんです。
大畑氏
僕にとって、ポテトは最強のサプリメントです(笑)。ワールドラクビーの殿堂入りができたのも、ポテトのおかげです。強くなりたければポテトを食べろ!って、ちょっと言い過ぎかな(笑)。